TECDIA kaika ノズルを使ってみた #テクダイヤ #kaika

 3Dプリンターで溶かした樹脂が出てくるところがノズルなのだけど、国内で新しくTECDIAさんが発売するということで買ってみたのです。

kaika 604  V6ってタイプの0.4mm径のもの。



1本4000円、高いぜ、でも後で考え変わる。


このノズルって代物、マジでピンきり、中華だと20個300円とかあったりする、使ったことないけどたまに使えるのがあるレベルらしい(^_^;)


ちなみにノズルは消耗品です。

変にぶつけたり、詰まったりしてもダメだし、樹脂で削れていくものなので消耗品。

中には削れないほど硬いルビー使ってるものもあったりするが、欠けたり詰まりは避けられないししかも泣けるお値段です。



今まで使ってたprusa純正で付いてたもの。

安物3Dプリンタについてくるのはひどいらしいがprusaのは悪くないものなはず。

一度も詰まらず使えてて、おかげで今回が初ノズル交換。



ノズル交換はエクストルーダーの前側外しちゃってヒートブロックにアクセスしやすい状態でやった。

bear extruderにしてるのでヒートブロックの上まで全部開く、これでヒートブロック外そうと思えば外せるというのがbearの売りであるわけだ。


ノズルカバー外して、ノズルをヒートアップ、prusa公式には285度とあるのでそこまで上げる。

ヒートブロックモンキーで挟んでノズルをラチェットレンチ(7mmサイズ)で外す。

温度高いまま、新しいノズルを取り付け、締め込む。

締めすぎると簡単にねじ切れるってことで注意しながら。

ヒートブロックとノズルの段差に隙間が残ってるのを確認。


組み直して完了。


ファーストレイヤーのキャリブレーションして一応印刷できる状態に。


そしていつものように船出しました。

prusa i3 mk3s のbear extruder でギアードエクストルーダーモーターにしてる。


写真だとわかんないよね、すっげえきれい。

すっげえ、シャープなんだわ。


今までのものが百均のプラスチックおもちゃだとすると、kaikaノズルのは良いグレードのプラモデルの出来。

フニャッとしてたものが、カチッとしたものになった存在感の違い。


比較してみる、やっぱり写真だとわからんw
左がkaika、真ん中改造具合は同じでprusa純正ノズル、右は調整甘々な組み立て初期のもの。


まあ、写真じゃ伝わらないのどうでもいいや。
人間には良いものが直感的にわかるって実感できた。

そしてこのkaikaノズル、素人の家にあるようなレベルのものじゃないって感じがとてもする。
それぐらい精度が良いものだよこれ。

イメージでは国内トップメーカーの工場に見学に行ったら当然のようにこのノズルが整然とズラッと取り揃えられてて、良いもの作るには良いものを使うのが当然でしょって所にあるって代物。


もったいなくて使うの躊躇っちゃうけど、勇気を振り絞っていっぱい使おう。

良いものですよぉ、こんな良いものがこんな値段で使えるなんてですわ。

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