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8月, 2019の投稿を表示しています

フェルマーの最終定理 読んだ、数学わからんくてもおもしろい

フェルマーの最終定理、これ x n +y n =z n こいつの n が3以上の時に成り立つ自然数はない って代物。 こいつを証明しろ。 簡単だろ。 並み居る超天才数学者がこぞって挑戦して300年以上答えられなかった程度だ。 これに挑んだ人、解くためのパズルのピースを見つけた人、いろいろな人のエピソード、歴史。 これをわかりやすく綴ってくれるんだ、このサイモン・シンって作者は。 ほとんど数式出てこないし、わっかんないこと言ってても気にしなくていい、さくさく読もう。 この人の「暗号解読」ってのも昔読んだがこれも同じ調子でこれもおもしろい、いまだに手に届く本棚にあるわ。 しかしさ、数学なんてなんの役に立つのさって思うじゃん。 数学者曰く、マジで何の役にも立たない、当たり前じゃん、でも解けた時気持ちいいじゃん。 おっ、おう、数学ってそういうものなんだ。 という読みやすい数学を題材にした本です、おもしろいよ、けっこう一気に読んでしまった。 読み終わった瞬間気が抜けて寝落ちしたぐらいにはおもしろかった。

ケンジントンのスリムボール(なんかトラックボールいっぱいやで)

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なぜだかケンジントンのトラックボールが生えてきてる。 ちなみにロジクールのトラックボールも部屋のどこかに何個かある。 どうしてこうなった。 今回増えたのはケンジントンのスリムブレードですが、いちおう最上位グレードになるはず、無線ではないけどね。 しばし使ってみてたわけだけど、結局写真真ん中のエキスパートマウスに戻ってしまったかなあ。 スリムブレードはちょっとスクロールするにはデカボールを野球で言うカーブとかシュート方向への回転でスクロール出来て気持ちいいんだけど、ガーとスクロールできないんだよね、ちょろりちょろりにはとってもいいんだけど。 エキスパートマウスのボールの周辺リングとスリムブレードのボール横回転両方できるのあると素敵なんだけどねえ。 あと実はこれが決定的でボタンのクリック感、これがスリムブレードはなんか安っぽいように感じる、なんとなくクリックがはっきりしないんだわ。 ということでメインはエキスパートマウスを継続(新品予備もばっちり完備) スリムブレードはサブ機的に50インチディスプレイのとこに置いて使う用に、といっても最近こっちでパソコン使うことも増えたでなあ、当然画面でかすぎて隅見えないがなんか使えちゃうでな(50インチディスプレイを30cmぐらいの距離で使う男) 左端のちっこいのは持ち歩きようにと前に買ったがこいつはいまいちかなあ、ベンチ裏で待機。

悲劇的なデザイン ―あなたのデザインが誰かを傷つけたかもしれないと考えたことはありますか? 読んだ

前半はハードウェア的な話があるけど、途中からソフトウェアであったりウェブサービス的なものを題材になっていったりかな。 どちらかといえばハードウェア的なのが多いとよかったんだけど。 内容的には例えば 今がなになにモードである、ってのはダメ、自分的にイメージしやすいのは日本語入力のON・OFFだよな、日本人の文字入力の生産性の1%ぐらい足引っ張ってないこれ? 同じボタンを押してモードによって結果が違う、やっぱりこれって駄目なんだね。 あるものをテストする、その被験者の環境は快適であるべきか? より知りたい結果を得られるのは被験者にストレスがかかった状態である、とかね。 けっこう精神論も多いんだがね、圧力には抗わなければです。 ちょっとお高いし、内容的にももう少し厚みが欲しいはあるが、なるほどねえという本でした。

夏への扉読んだ。

amazonでいつもお勧めに出てきてた、猫ちゃんの本。 あんまり前知識なく読み始めてkindleの発行年を見たら2010年だかになってて、昔から見た現代ってこうだよねー本かと思ってた。 違うじゃん、60年前ぐらいに書かれてるじゃん。 なにこの今感、どういう想像力で書いてたのこの人。 今読むと、あ、これってこのことね、ってわかるんだけど、書かれた当時そんなものは存在も想像すらされてなかったやろ、ってな。 ストーリー途中までは、んーゲームわかる人には、Falloutの導入部分っすね、むしろこれ元に作られたのってぐらい。 後半は思ってたと違う展開になってった。 ロボットが自我芽生えて系かと思ってたのだ。 まー、おもしろいSFっす。 翻訳も柔らかめで読みやすいし。 おすすめ。 タイトルのセンスもいいんだよなあ、さらっと、でも印象的にがさ。

全裸監督見た

おもしろかったす。 開始5分ぐらいですでにお子様にはまずいので隠れて見ましょう。 ただ、エロと敬遠するのはもったいないかな。 エロもまあそうだけどストーリーおもしろい。 特に3話目ぐらいまでは展開展開でおもしろい。 中盤ちょっと落ち着かせるけど、最後はちゃんとまとめてあるしな。 演技もここまで入っちゃってる感って日本のドラマなかなかないだろうなってぐらい凄み。

スパイダーマン:スパイダーバース見た

夜の街の色味とかすげえ綺麗、ちょっと見たことない感じなんだよ。 ストーリーは期待したよりそこまででもーではあったかなあ。 へぇーなるほどねえとは思えるんだが。

阿寺の七滝

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暑っつい。 が、新城の阿寺の七滝、なかなか快適っすね。 思ったより歩くわけでもなくてぶらぶら歩くにはちょうどいいかな。 沢沿いてこてこと。

Netflix グレートハック見た、 ケンブリッジアナリティカのことを扱ったドキュメンタリー

トランプの大統領選挙におけるケンブリッジアナリティカによるfacebookのデータを利用した情報扇動のを扱ったドキュメンタリーだの。 民主主義を押し付ける国の民主的に選ばれた大統領がトランプなのは笑えるけど、その背景ってところだな。 アメリカ人が好きそうな題材ってのもとてもわかるがな。 現代のSNSにおいて直観的にそうであると思える事柄ってのは嘘であると思っていないといけないかな。 なぜ直観的にそうであると思えるのか?、それはあなた専用にターゲティングされた事柄であるから、である。 あなたがそうであると思えること、そうであったならあなたはこうしたくなる、こうしなければならないと感じる、あなた専用にそういう情報が与えられる。 たぶん穿った見方をする自分に向けてもそういった穿った見方をする人向けのターゲティングされた情報が与えられる、自分専用にカスタマイズされたね。 facebookだろうが、twitter、instagram、yahoo、google、どれであれなんであれ、なにを見せるのか、どう思わせたいのか、どう行動させたいのか、主導権はネットの向こう側が握ってるんだわ。 最近は自分が興味をもってクリック・タップするその先が意図をもって与えられたもののようで怖いです。

マネーショート見た、ちょっと難しいけどおもしろい

いわゆるリーマンショック、あれを予見した投資家たち、かな。 うまいこと読んでそれが大当たりしただけだろ、って思うがさにあらず。 おれ、こんな業界にいたら胃も心も体も溶けてしまうわ。 前提知識なしだとちょっと難しいところもあるが、無視して勢いでもおもしろく見れる。 その勢いで見ててすら、やってることのやばさがひしひしと伝わってくる。 おもしろかったす。