コペン、サイドブレーキ下の小物入れと、ABSのアセトンによるべーバー処理

 ちょっと小物が置けるところが欲しいなと、サイドブレーキ下に作ってみた。

左手で操作するので左手の指が干渉する左側はあまり高くできないので右に高いもの置いてる。

左のは元々はゴミ袋引っ掛ける用の棒のつもりだったけど、今時はマスク引っ掛けるのもできるっちゃできるなと、ちょっと低い位置すぎるけどね。


サイドおろしても大丈夫よ。



そしてこれ、ABS樹脂をアセトンのベーパー処理をしてみたもの。
ベーパー処理ってのはアセトンの気化したものでABS表面を溶かしてテカテカきれいにしてくれるって方法。
アセトン、って除光液そのものなのね、マニキュアとかしたりとかか。

元はこれ、ザラザラデコボコ、そしてマット。


アセトン、1L、1300円ぐらいだったかな。ホームセンターのFRP関係のところにはあるはず。


処理対象物をポリプロピレンのタッパーに入れる。
アルミの針金曲げて枠を作る。
(あれ?これって処理終わった状態かも。)

針金の枠の上にアルミホイルをひいて、その上にキッチンペーパー。
キッチンペーパーにアセトンを今回の場合20ml、化粧品用の移し替え用の注射器みたいなの使った。
対象物を下にしてるのはアセトンの気化したものは重いので下に溜まるらしいので上にアセトンが来るようにしてる。


蓋をして一時間。


一時間後のもの、出した直後はまだ表面は柔らかいのでそのまま放置。



数時間置いて表面が安定したもの。
出してからも結構処理は進んでいくようなので早めに終わるぐらいで良いかもです。
ツルツルテカテカになりました。
指で触ってもまじでツルツルなのでかなりです。
ただ、造形ミスってるところとかはそこまで崩れて見えなくなるってことはなさそう。



アセトン以外はすべて百均で揃えたものになるかな。

と、しれっと、簡単にできましたーという感じになってるが、実は4回ぐらい失敗してる。
敗因は大きい容器を使ってたのとさらに密閉性が低いものだったので必要な濃度まで上がらなかったぽい。
気温疑ったり、時間疑ったり、量を調整したり、結構試行錯誤したんだ。

そしてコペンの内装は、ダイハツお得意の(高級感のない)仕上げなのでベーパー処理してテカテカしたもの合わないかも・・・・w
むしろ無処理のABSのザラつき感のほうが違和感ないんだよねー(棒読み)
だがしかし上記したように苦労したので使いたいんですw


ということでー、もろもろ理科の実験みたいな感じでした。

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