Prusa i3 MK3Sのエクストルーダーモータをギアードステッピングモーターに換装と、吐出長さのキャリブレーション
エクストルーダーモーターの間に1:3ぐらいのギアを入れてその分回転数を増やしてとか、その分トルクを減らせるので合わせて小さいモーターを使うとかの改造は見てたけど、今回ギアとモーターが一体になっているものが発売されたようなので買ってみたわけです。
ギアードモーターの良くなる原理としては1パルス当たりの回転角が小さくなるからより高い精度で回転量をコントロールできるってことなのかな。
結果トッププレイヤーとかがきれいになるらしい。
ギアとモーターを合わせても元々のモーターより軽いです。
エクストルーダー軽くなった分加速度上げてもいいはずだけどそこまで詰めてないはない。
ヒートシンク入れても40gぐらいは軽くなってるっぽい。Bearエクストルーダーバラします。
ヒートシンクだけなら簡単だけどさすがにモーターの換装はけっこうバラしきらないとダメだった、まあベルト付けたままでいけたのでそれだけでも楽だけど。
モーターが上がった分、モーターの配線の取り回しが楽になったかも、bearだとファンの固定ボルトと近かったんだよね。
配線はモーターについてたコネクターでそのままボードに挿せました。
ただ抜けどめはなしになる。
あと、配線の色が2本入れ替わってたけど大丈夫のようです。
そしてoctoprintのコンソールからこれを送信してやる。
M350 E16
M92 E420
M500
これでプリンター本体のモーター制御の設定値が更新されて保存される。
ヒートシンクまで取り付け。
このヒートシンク、ギアードモーターに付いてきたので発熱大きいのかな、ということで最初からきちんと付けておくことに。
パンケーキモーター?になってモーターの表面積が小さいので放熱に不利なのかもです。
セルフテストとキャリブレーションやり直し。
BearはセルフテストにはBear用のファームに書き換えないといけないんだけど、バージョン3.9.1で公式の新しくなったファンの制御の文句が書いてあって俺らは元の設定にして使ってるぜ、となってたのでその心意気を買って通常運用にもBearのファームを使っていくことにした。
いつものように3Dベンチ船を出してみる。
左がモーター換装後。
違いよくわからんw
板状のものやってみないとかな。
それと
こちらの参考に吐出量というか長さのキャリブレーション、長さが結果的に量になるからね。
実はこれモーター換装前にもやってたんだけどバラついてしまって値が決まらず諦めたんだよね。
120mmのところにマジックで印をつけてoctoprintのエクストルーダーのところで100mm送り出し。
1mm不足していたので1%の補正かけてステップ数を送信。
結果2回とも安定してぴったりに。
フィラメントホルダーの具合、取り回し、送り出しギアの挟み具合でも違い出てしまうかもだけどね、まあ今は合ってるということにしとこう。