ゲノム編集CRISPR-Cas9と、Netflix 不自然淘汰: ゲノム編集がもたらす未来

Netflix 不自然淘汰: ゲノム編集がもたらす未来 見た。


家のガレージでゲノム編集キット作ってる人たちとかとか。

ご家庭で(もち自己責任で)遺伝子改変やっちゃうぜ、ですぜ。


頭おかしいと思うじゃない。

でもさ、パーソナルコンピューターの創成期ってこれじゃなかったのか?って思うわけですよ。


誰にも何の使い道のないスイッチが付いていてランプがチカチカするだけの手作りのごついキモイ機械、それがパーソナルコンピューターであり、それを作っていたのがアップルコンピュータであり、そういう機械の上で動くOSを作ったのがマイクロソフトである。

今、ガレージで1からパソコンを作ることはできない(基盤そのものをね)し、OSも作れない、ソフトもサービスも巨大になるばかり、個人では作り出す側に回ったとしても歯車の一つになるのがせいぜい。


でもゲノム編集は創成期のパーソナルコンピューターになるんじゃないだろうか。

ヒトの遺伝子を操作、気持ち悪い、よね。


気持ち悪くないことは普通になった過去の話題であり、気持ち悪いと感じるようなことが未来じゃないか?


巨大製薬会社が支配する世界からの反逆。

もちろん今のコンピュータ業界はその反逆者が巨大企業になってるわけですが、でもその反逆の歴史の最初がリアルタイムで見られるってわくわくしない?


90、00、10年代、コンピュータ、インターネット、スマートフォンの時代だったわけですよ。

それが20年代は遺伝子工学の時代になるかもしれない。


例えばさ、重い荷物を軽々持てるようになれば、荷物を持つときの補助ロボットなんか必要ないんですよ。

例えば50kmで走れるようになれば車も自転車もなくてもそうとう移動できる。

例えば耐放射線能力が向上すれば原発での作業がより長期間できる。

例えば、みんな絵の才能をもててたくさんの芸術が創生される。

とかさ。


旧世代には理解できない世界になるけど、それはコンピュータやインターネットを理解できなかった世代があったのと同じように理解できない世界になっていく。

そういうのって、おもしろくない?


んで、そういうのが可能になってくる技術が CRISPR-Cas9 とかなんですよ(にわか)

ガチ日進月歩の世界なので明日には何ができるようになるかわからないって楽しいじゃない。

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