閃光のハサウェイ、小説読んだー
映画化されるということで興味持って初めて読んだ。
基本的に自分の本を選ぶセンスはないと思ってるので映画とかドラマ化されるとか売れるぐらいおもしろいって選抜されたものを選ぶようにしてるかなー。
そして、やっぱ原作のほうがおもしろい、ってセリフを吐ける権利を獲るしw
そもそも初めてガンダムの小説を読んだかな。
読みづらいとも聞いたので少し身構えたけどそんなこと全然なかったかな、むしろ読みやすいと思った。
富野監督作品、いきなり知らない組織が出てきて知らない組織との関係性があって組織をまたいだ人間関係のもつれがあって、それがいきなり説明なく出てくるって印象はあるんだが、これはそこまで主要な登場人物も組織も多いわけではないのでそこは大丈夫だったし。
んで、本題。
テロリズムなんだわな。
そしてテロリズムなんて悲劇的な終わり方するしかないわけで。
ただ今の世界の問題とは少しずれてるかなとは思う。
90年代に書かれたものだから、マスメディアによる画一的な思想を前提としてる。
今はマスメディアが廃れて各自が別々のものを見て別の方向を向いて他を理解しない・無関心、そういった状況かなと思っているので、そこには少しふるさを感じる。
で、映画版の冒頭15分が公開されたのでさっそく見た。
良いね、格好いい。
ただ、ギギが割と普通なおねーちゃんなのなーとは思った、最初のイメージはそれこそ妖精的な印象で、映像化されるならなんなら透明度設定されててもいいんじゃないかと思ってた、とこれは途中まで読んだ印象でだったわけだけど。
そしてこの15分、ほぼ小説の序盤そのままなわけで。
このあと現在の世界の状況を盛り込んで改変してきたらみんなビビるんじゃないかと。
もちろん主題もセリフもそのままでいい、むしろ触るな。
だけどその周りをうまく今に変えると化けると思うんだ。
ということでおもしろかったです。
あ、そういえば、おっぱい多め、なんじゃそらw
んー、ひさびさに一気に読んだ。
そしてやや鬱になる(^_^;)
テロリズムなんてそんなもんす。