Sidewinder X1のBMGエクストルーダー換装した絡みの改造

 Sidewinder X1をBMGエクストルーダーに換装したわけだけど、今回は上に伸ばす形でBMG取り付けたのでついでにステッパーモーターも上になっておかげでケースもなし。

モーター触るとすげえ熱い、触ってられないぐらい熱いのでさすがにちょっとやばいかも。

ということでヒートシンク買ってきて取り付け。


で、このヒートシンク、PC用のやつで38cm角のものだったと思うけどSidewinder X1のステッパーモーター元々は右横の接続ボードを固定できるように雌ねじのあるボルトでとまってて、邪魔だなあと。

たしかnema17は40cm角なので実際、干渉する。


で取れるかなあと緩めてみたら簡単に外せた。
手持ちの普通の六角ボルトに交換してみたら頭が出てしまう。
低頭ボルト持ってねえ、あ、Sidewinder X1で元からついてる中華ボルトって低頭だよな?
丁度いい、いろいろ変えた結果余ってたしね、余ってなくても精度悪いのが気に入らなくて交換して余ってもいたし。

ということでめでたく無加工でヒートシンクついたのさ。
横に接続ボードがある状態ではできない改造なので珍しいBMGを上に付けるという改造もこれはこれで良い改造になった。



続いて、これはちょっと問題だったこと。

BMGエクストルーダーといいながらも、本物ではなく所詮クローンなんだわ。

実際に使っていると、フィラメントを交換しようとアンロードすると途中で引っかかって抜けない問題が出てたのさ。

原因がダブルギアの後に通るこの白いパーツの穴径。


ここが細すぎてフィラメントは通るけど、ノズル周辺で溶けて広がった状態のフィラメントは通らないんだわ。

だから送り込むのはできるけど、フィラメントを抜こうとアンロードすると引っかかるわけだ。


悩んだ結果、この白いパーツの穴をドリルで広げたった。

2mmじゃあまだ引っかったので2.5mmで穴あけ。

参考にPrusaのBearエクストルーダーのここの穴径も2.5mm以上なので問題ねえかーとね。


いやーさすがクローンです。

海外のサイトみてると、ここの径が細くて抵抗になって送り込み速度に影響出るとかってのもあったし良い改良になったか。


まあこの不具合もダイレクトドライブではなくボーデンで使う分にはPTFEチューブを手前で抜くとかの運用で問題なくなるんだろうけど。

でもやっぱクローンだなと。


本物はたぶん一体構造になってて穴径もでかそう。

でもお高いのでーす。

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