Sidewinder X1へBLtouchを付けてオートベッドレベリング

 なかなか安定運用できてなかったSidewinder X1なのだけど不安定要因だったベッドのレベリングだけどセンサーであるBLtouchが届いたので取り付け。

このセンサーはPrusaで使ってるような非接触の近接センサーではなく、出たり入ったりできるプローブをベッドに当ててある距離まで引っ込んだらセンサーONする接触タイプのもの。

その手のものではいちばん有名で精度も高いと言われてるのがBLtouch、しかし良いセンサーと言われるものが日本製でないってのが時代かねえ。


顔梱包。



予め印刷しておいたファンマウントに取り付け。
Sidewinder X1 Waggster Mod BLTouch with improved Fan Duct by 3dprintbeginnercom - Thingiverse
これは後に交換してる、別の要因を疑って交換したわけだけど、ファンへの取り付けがいまいちだったんだよね。

配線周りはこれを参考に、この手法があるおかげでsidewinder X1でBLTouchの配線取り回しがいいんだよね。

Waggster Mod BLTouch Artillery sidewinder X1 by Waggster - Thingiverse

これは元々SidewinderX1でノズル横についてるLEDライトを外してその端子にBLTouchの配線を取り付け。

こうすると元々ついてるフラットケーブルが使えるのでスマート。

そんで本体裏にある制御ボードへの配線を付け替えてやれば配線終了。

うん、1.5時間ぐらいでできるかなーと思ったさ・・・。


制御ボード、この下の方の茶色と黒い1本を付け替える、毎度のホットグルーガンベタベタ。


ヒートガン引っ張り出してきてちょびっと加熱してホットグルーガン溶かして配線外す。

うまく配線付け替えれず、悶え苦しんだ結果、制御ボード外して作業。

たぶん間違って配線した図。


なにしろ扱ったことのないセンサーだし、挙動も知らない、ファームウェアも正しく動いてるのか信じられない。

プリンター電源入れるとBLTouch赤く光って通電しているように見えるんだぜ。
でも動かない、ノズルがベッドにぶち当たる、BLTouchのプローブ出たままベッドの横にぶち当てて曲がる(泣)


二日間悩んだ、睡眠時間・・・。


ちゃんと通電したもの。
薄っすら光ってるのは配線ミスってる状態、正しいのを見てから理解した。


なにが間違ってたかというと、バージョンV4以降は茶色の3線を上下ひっくり返さないといけないことに気が付かずに悩み続けていたというね。
途中がフラットケーブルだと端がどれがどの配線になったのかわかんねえんだよな、途中でテスターで調べて理解したけど、それでも制御ボードとBLTouchの回路図見てもどうすればいいのか理解できず・・・。


そしてセンサーが正しい動作をするようになってもまだ終わらねえんだな。
今度はファームウェアとの格闘。

いくつか試したけど自分的にうまく行ったのは

Dtcreation/Firmware-Molise-Artillery


ファームいじると設定全部リセットなのでPIDやステップ数とか再設定、あと通信速度bound rateだっけがあってなくてプリンターとの接続ができない時があるので再設定する。


そしてオートベッドレベリングの設定方法のお勉強。

とりあえず下の4点を回してのレベリングである程度合わせておく。

ABLでMesh Bed Levellingを作ってもらう。

ノズルはある程度の高さまで上がって逃げてくれているので、手動で当たらないのを注意しながら0まで下げていく。

ノズル下に紙を入れてbaby stepで下げていき、いつもの紙の擦れ具合になるよう合わせる、できたらSAVE。

ここから1stレイヤーキャリブレーションする印刷をしてやる。

ここでさらにbaby stepで微調整してSAVE。


意気揚々と船を印刷。


ダメだったー。
船首下が引っ込んでて変。

ということで気に入らなかったファンノズルとマウントを印刷し直し。
シンプルに元のこれと
ファンノズルは
これに変更。
割に普通なので写真撮ってないや。

ただしここで何が問題か気がつく。
スライサーでファンの回転数が35%になっててそれでオーバーハング部がおかしかったんだ。

船出し。
左がファンノズル交換+ファン100%、右がその前。

ファンノズル関係なかった気がするなあw

でもオートベッドレベリングいいなあ、とりあえず印刷きちんとできる、この安心感。

このブログの人気の投稿

Prusa i3 MK3S用 IKEA Lack エンクロージャー作ったぞ、3Dプリンターの入れる箱というか台だ、力作

エレキギター練習用にyousicianとオーディオ入力

Prusa i3 MK3S をBearエクストルーダーへ改造したよ